アベニー・パファーは、インドのスリランカ原産の世界最小の淡水フグです。
熱帯魚でフグといえば、「ミドリフグ」が有名ですが、
ミドリフグは汽水での飼育が基本となります。
それに対して、本種は純淡水で飼育することができ
しかも世界最小で省スペースな、フグ好きには夢のようなフグなんです。
▼特徴
最大全長: 3cm
飼育環境: 淡水
魚種: フグの仲間
参考価格: 200~300円
水槽内をホバリングするように、ゆったりと泳ぐその愛くるしい姿から
女性からの人気も高い。
純淡水で飼育でき、価格も安く、アクアショップで簡単に手に入り、小型水槽で飼える。
世界最小のクセに、3拍子どころか4拍子も揃ったフグである。
スネールキラー
アベニー・パファーの大好物は、生息地でも食べている小型の貝類。
水槽内に発生したアクアリストの天敵スネールだって、例外ではありません。
アベさんが一匹いるだけで、水槽のスネールは全滅することでしょう。
▼スネールをとにかく食いまくる
殻をペッと吐き出すところが何ともワイルド。
▼ラムズホーンだってお構いなし
▼エサについて
動画のようにスネールがいると勝手に食べますが、エサもちゃんと用意しましょう。
アベニーは基本的に生のエサを好みます。
赤虫や冷凍赤虫、イトメ、ブラインシュリンプ、そしてもちろんスネールも。
上記の中では、日常的に与えるとなると冷凍赤虫が最も手軽ですね。
中には、スネールをエサ用として繁殖させているアベニー愛に溢れる人もいます。
人工飼料や乾燥餌は、根気強く慣らすことができれば
個体によっては餌付くようです。
フグの好物のエビを乾燥させたクリルは比較的餌付きやすいかと思われます。
いずれにしても、好き嫌いが激しいのは確かで
エサやりはアベさん飼育最初の関門となることでしょう。
テトラ クリル-E 40g
▼クリルうまー
▼慣れればこの通り!エサくれダンスは散歩前の犬のよう
混泳はオススメしません
可愛いやつには一癖ある。
本種はフグの中では温和な種ですが、あくまで「フグの中では」です。
他の魚と混泳すると、ヒレをかじったり目を抉ったりすることがあります。
例えば、ミナミヌマエビなどの小型のエビは、
アベさんにとってただのエサになってしまいます。
またサイズがそこそこ違うコリドラスなどは、
死ぬことはありませんがヒレを齧られてボロボロになってしまいます。
▼でも単独飼育だと、あまりに寂しい水槽に
単独飼いが望ましいにこしたことはありませんが、
アベニー同士の複数飼育なら成功している方も多いと思います。
そもそも野生のアベニー・パファーは群れを成して生活しています。
飼育下で現地の環境のようにはいきませんが、
複数飼育を成功させるポイントを挙げると・・・
・なるべく広い水槽を用意してあげる
⇒省スペースこそ本種の魅力と語ってしまいましたが、これもアベニーのため。
30cm水槽に3、4匹程度にしておくのがいいでしょう。
もともとエサの関係で水を汚しやすいので、それも考慮して余裕を持つことが大切です。
・隠れ家を作ってあげる
⇒同種に攻撃されたアベさんが逃げ込めるシェルターのような場所があると良いです。
土管から顔を出す可愛い姿が見られるかもしれないので、一石二鳥。
▼土管からひょっこり顔を出すアベニー・パファー
動画を探しているときも、複数飼育ばかりでした。
そこまで神経質になる必要はないのかもしれません。
短所はかわいさで巻き返せ!
混泳?知ったことか!
アベニー好きにその程度の障害は、取るに足らないことなのです。
▼アベニーの森のような水槽
▼まるでアニメのような世界観
▼おわりに・・・
ここまで偉そうに書いてきましたが、
管理人、アベニーの飼育経験がありません。
でもいつか・・・飼うんだ。
アベニー・パファー
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1001: pH7.74 2023/07/74(日) 00:00:00.00 ID:aqualog
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ある程度きっちり詰まって、あまり自分のテリトリーを主張できないようなしてやった方がいいのかもしれない
エビもオトシンもまったく被害なし