アフリカン・ランプアイは、アフリカのナイジェリアやカメルーン原産の淡水魚で、
その名の通り、暗闇で光るランプのような眼を持っている。
「名は体を表す」という言葉は、まさに本種にぴったりである。
▼特徴
最大全長: 3~4cm
飼育環境: 淡水
魚種: カダヤシの仲間
参考価格: 100円
どこのアクアショップでも目にすることができる、非常にポピュラーな種です。
成長しても大きなサイズになることはなく、飼育も容易ですが
水質の変化に弱い面もあるため導入時には注意が必要です。
水合わせは特に入念に行ってあげましょう。
本種は、水槽内で比較的容易に繁殖させることができるのも魅力です。
稚魚が群れる光景は非常に可愛らしいので、是非ともチャレンジしてもらいたい。
究極のワンポイント!ランプアイ
熱帯魚としては、地味な体色をしていますが
その光る青い眼は水槽内でも一際目立ちます。
また、本種はよく群れて泳ぐため水草水槽との相性も抜群です。
▼本種がメインの水草水槽
水流に向かい、群れが同じ方向を向いて泳ぐ姿は
群泳の真骨頂ではないでしょうか。
▼暗めの環境だと、青い眼がとても際立つ
本種の魅力を引き出すには、黒のバックスクリーンが必須か!?
▼明るい水草水槽だと、地味だけど・・・
青白く透明感のあるいい体色は、主張しすぎることもなく
よい脇役になっていると思います。
▼管理人の妄想するオススメ
陰性水草との相性が良さそうです。
ミクロソリウムやクリプトコリネを中心としたレイアウトで、
照明を若干抑えると、本種がとてもマッチするのではないでしょうか。
バックスクリーンは黒一択です。
非常に温和な種なので、混泳は問題ありませんが
どうせなら水槽の上~中景は群泳を楽しむためにも本種の数を揃えたい。
小型魚の特性として、
「少しサイズの大きい魚がいると群れやすい」というものがあるので
混泳に問題ない5、6cm程度の他種と混泳させるという手もあると思います。
繁殖にチャレンジし、稚魚を愛でよう
繁殖には本種のみの繁殖用水槽を用意してもいいですが、
混泳水槽のままでも十分に繁殖が可能です。
成熟した雌雄がいると、オスがメスを追い掛け回すようになり
産卵床となる水草などに卵を産み付けます。
産卵床にはウィローモスなどが良いでしょう。
水草がない場合は、アクリル毛糸を沈めておいても代用できます。
卵は食卵されてしまうので、見つけたら隔離します。
混泳水槽だと特に早く食卵されてしまうことが予測されるので、
水草を多く入れておくとよいでしょう。
孵化には2週間ほどと長めです。
カビが生えた卵があると、他の卵もカビてしまいやすいので
すぐに取り出します。
孵化するのが待ちきれないですね。
▼生後2日目の様子
2日目にして、既に眼に特徴があるのがわかります。
ブラインシュリンプを食べられるサイズになったら与えましょう。
▼若魚でも一丁前に群泳
ここまで育つと、完全にアフリカン・ランプアイですね。
▼エサかな?と好奇心旺盛なアフリカン・ランプアイの若魚
こんなにわらわらと集まると、一層愛着が沸いてしまいます。
みんなはどんな水槽で飼ってる?
▼草原レイアウト×アフリカン・ランプアイ
▼混泳×アフリカン・ランプアイ
ミクロラスボラsp.ハナビ、コリドラス・ハブローススとの混泳水槽。
飼いこんで美しくヒレが黄色く色づいたアフリカン・ランプアイは、
決して地味とはいえない美しさがあります。
▼おわりに
この記事でアフリカン・ランプアイの魅力が少しでも伝えられたでしょうか。
管理人自身は、今度ショップに立ち寄った際、
改めて近くでじっくり観察しようと思いました。
その時に、青い眼で見つめられた私が、彼らを連れて帰らずにいられるかどうかは
同じように彼らと相対した人間にのみわかることでしょう。
アフリカン・ランプアイ
【生き物図鑑-目次ページ-に戻る】
この記事は皆さんの情報提供をお待ちしております。
管理人はまだまだ勉強不足です。
情報に間違いがあった場合のご指摘や、補足情報、リンク切れ等ありましたら
お気軽にコメントください。
また、当記事に載せる写真や情報を募集しております。
専門スレでも単発スレでも!スレ立て、書き込みお待ちしてます。
掲示板以外にも、下記のメールフォームまたは、当ブログTwitterより
ご連絡くださっても大変喜びます。
▼メールフォーム
こちらからどうぞ
アクアログ
最後まで読んでくれてありがとうございました∋( ・_・ )∈
スポンサーリンク
1001: pH7.74 2023/07/74(日) 00:00:00.00 ID:aqualog
専門スレでも単発スレでも!スレ立て、書き込みお待ちしてます。
▼ランキングに参加しています